想い
今時珍しい大工と言われますが
四代に渡りそう生きてきました
小野田建築は四代続く大工の家。曽祖父の時代から大工を家業とし、地元地域を中心に木造建築を請け負ってきました。
私たちの家づくりは少し変わっているという声をいただきます。木をふんだんに使うことや木の使い方に厳密なこと。完成後見えなくなる場所にもしっかりとした作りを施すなど、一見すると非効率にも見えかねないことを、当たり前のこととしてやり続けているからかもしれません。
つくっているのは一点もの
職人の手仕事による家づくり
家づくりは、まず施主様のご希望をお聴きすることから始まります。
暮らし方や家族構成はそれぞれ。さらに将来が変化していく前提で考えるものです。見た目優先のデザインやその時だけの雰囲気だけでは家の性能が損なわれるだけでなく将来余分なお金がかかる家になりかねません。
長年にわたり安心して暮らせる家にするために施主様と一緒に暮らし方や将来のことを考えながら、大工の技術で形にしていく。それをオーダーメイドの本質と捉え、職人が一軒一軒、手仕事の家づくりをしています。
モノではなく資産になる家
古民家再生にも対応
スクラップ&ビルドの時代を経て、今後は少子化に伴う空き家対策や同じ家に長く住まうことが大きなテーマと言われています。
昨今の住宅は築30年がリフォームの節目などと言われる中で、私たちは日本の伝統工法を裏付としながら、大切な家を守り、暮らしの変化に対応していくためのメンテナンス、リフォーム事業も展開しています。
家は経年変化に対応してこそ長持ちするものです。私たちの持つ伝統工法の基本技術を活かす場として、時には地域文化を表し、地域の資産ともなる古民家の改修工事などもお引き受けしています。
年月の経過とともに
代え難いものに進化する家
築年数が経った家であっても基本構造が強固な家は長持ちします。その一方で経年変化や経年劣化を余儀なくされる部分があることも事実です。
家は完成して住み始めてからが家としての始まりです。私たちは、この先何年という歳月を経ても、ずっと寄り添い関わらせていただきながら、施主様と一緒に大切な家を守らせていただきます。メンテナンスはもちろん住宅診断からでもお気軽にご相談ください。それが地元の大工だからこそできることであり、家を新しく建てること以上に大切な仕事だと考えているのです。
歳月とともに、ご家族で培い、進化してきた家は何物にも代え難いご家族の居場所になっていくのだと思います。私たちはそのための家づくりをしています。